悲しい出来事です。
先日小林麻央さんが若すぎるその人生を閉じた。
幼い子供を残し、最愛の夫を残して旅立って行かれた。
テレビで子供たちの愛くるしい姿を見るたびに心が涙する。
無念という簡単な言葉では語れない思いがあったことだろう。
今から2か月前
レッドスターズ7期生 トモが旅立った。
赤い帽子で繋がった仲間たちの願いもかなわず
31年という短い短い生涯を閉じてしまった。
まだまだ幼い二人の子に加え夫人のおなかには新しい命も宿っている。
葬儀の後 すぐにこのブログをアップしようと考えたものの
手が進まなかった。
レッドの数多いOBの中でも飛び切り足が速く投げる球がとても速かった。
OBたちの中で常にチームのど真ん中で頑張ってくれ愛すべきかわいい奴だった。
「また赤い帽子をかぶってみんなと野球がしたい!」
心からの叫びだった。
みんなで千羽鶴を折った。
チームの皆にもお手伝いして折っていただいた。
仲間みんなでヘルメットに寄せ書きもした。
『奇跡を信じて!』
『見せろ!完治の笑顔』
みんなが必死の思いをつづった。
しかし願いかなわず その短かすぎる人生を閉じてしまった。
奥さまからお願いされた
トモの最後の服はレッドスターズのユニフォームを着せてあげたい。
その言葉にはじかれるようにユニフォームを用意し
1番の背番号をつけ
レッドスターズのみんなの思いをこめた
式の最後 送る言葉を依頼された
野球は監督のサインをしっかり守って進めるゲーム
足の速いトモは江田監督の必死のサインを無視して
一気に人生を走りすぎたダメな野球選手だ!
我々より先に逝き、お父様お母様に最悪の親不孝をしてしまった。
先日49日の法要を済ませ奥さまとお母様がご挨拶に来てくれた
そばには愛らしいしっかり者のリコ姉ちゃんとまだまだ甘えん坊のショウ君がいる。
そして大きなおなかのなかにはまだ見ぬ男の子がいる。
いつかきっと赤い帽子で野球をしてくれることだろう。
ずっと長い間レッドを愛し、チームのど真ん中で活躍してくれたトモ
その子供たちのユニフォーム姿を見ることができずさぞ心残りだったろう。
我々はその子供たちが赤い帽子で野球を楽しむ姿を全力でバックアップする!
そしていつまでも赤い帽子の絆がつながることを誓う!