1週間遅れの投稿となりました。
先週、香川遠征に行ってきました。
一報が入ってから2日間で段取りし
あわただしく、でも意気揚々と出かけてきました。
相手は香川県で優勝した超強豪チームとのこと。
2年前までレッドに在籍し、主力選手と期待されながら
パパの転勤で香川に行ってしまった壮太のいるチーム。
そのパパが監督を務める太田南オークス。
急きょYコーチにお世話になってマイクロバスを用意し
自家用車3台とともにまだ薄暗い早朝に出発した。
総勢46名の大遠征となってしまった。
バスの中は遠足気分でうるさい!うるさい!車に弱い子も
よってる暇がないくらいうるさい。
ムードメーカーはもちろん優紀
きっと壮太のチームをギャフンといわしてくれるだろう???
約2時間半でグランドに到着
壮太のはにかんだ笑顔が見えた。
香川県優勝監督の元Oコーチともしっかり握手できた。
前日からこの日の試合を思い描いていた。
香川県1位の強豪相手に
①全く歯が立たずただただ下を向くか
②歯をくいしばって意地を見せ善戦するか
③勝利して自信をつけるか
グランド到着後相手チームの中にひときわ大きな選手が目に付いた。
子供のくせに172cm 68kg
学校で一番足も速いそうで運動能力抜群の拓海君
県下一番の剛速球投手らしい。
たしかにいい投手ですごい球を投げ込んでいた。
しかしレッドの剛球投手 大きい健太も負けていない
と私は自信をもっていた。
この先を書いてしまうとお決まりの愚痴になる。
序盤から大きい健太が最高の立ち上がりを見せる。
怪物のような相手投手に一歩も引けを取らない。
しかししかし
ひとつのプレーから歯車が狂い始める。
それはなんでもないゴロをファンブルしたところから始まる。
フォアボール
また内野ゴロエラー
小飛球のお見合い
外野返球のためらい
死球
もうどうにも止まらない負の連鎖
どこまでも続く消極的なプレー
10失点!
レッドの実力ってこんなもんだった?
この試合のテーマは『思いきり全力プレー』だったはず・・・。
この遠征は黒潮のお別れ大会に備えてみんなの心をひとつにし
強豪チームにも引けを取らない戦いができる!
そしてみんなの心が一つになればきっとその先にはいいことがある!
それを実感するための遠征にしたかった。
壮太は相変わらず可愛い顔のイケメンでチームのみんなから愛されていた。
はにかみながら笑顔を見せてくれた。
しかしそのプレースタイルは迫力があり、スマートでクレバーな選手に育っていた。
昼休憩、
我々レッドのおっさん、おばさんたちは地元の讃岐うどん
これがまた うまい!
残念な試合の気分を忘れさせてくれる。
実はこれが今回の高松遠征の目的???
2試合とも完敗した後、お別れの時間
バスから手を振るレッドの面々。
すると、壮太が走り出した。
別れを惜しむようにバスを追いかけてきた。
胸が締め付けられる思いがした。
お別れ大会1回戦
まずはひとつ勝利した。
まだまだこれから。
次の試合には壮太が応援に駆けつけてくれるらしい。
高松で失敗したことをいい教訓にして
思い切ったプレーで全力を出してくれたら
きっといいことがある。
高松遠征とともに大きな財産になる!